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料亭の出汁巻玉子とあなたの子供や彼女が焼いた玉子焼・・・さてどちらが美味しいでしょう

  • 2010年6月10日(木) 00:43 JST
  • 投稿者:
    Miyukiya

料亭の出汁巻玉子とあなたの子供や彼女が焼いた玉子焼・・・さてどちらが美味しいでしょうか。

厳選されたカツオと昆布から作られた出汁をつかった出汁巻玉子。
とてもふんわりとしてて出汁がきいていてたまらない上品さがあり、さすがプロと絶賛したくなるものです。

方やあなたの子供や彼女が焼いた玉子焼です。
まず見た目に形は、何かいびつで焦げがまじっていたりして見ただけで、どちらが美味しいかは一目瞭然。冷静に判断すれば、当然、料亭の出汁巻玉子でしょう。

けれど、それだけでは判断できないのが人ですよね。
あなたの目の前で一生懸命、下手ながらでもあなたのために子供が・・・彼女が・・・一生懸命焼いてくれたとしたらあなたは、いかがでしょうか。

確かに美味しいといえるのは、料亭の出汁巻玉子。

けれど、
あなたの目の前で一生懸命、下手ながらでもあなたのために子供が、彼女が一生懸命、汗をかきながら焼いている姿を目にしたとしたらそこには、代え難いプライスレスのスパイスが入っていてひとしおに味わい深いものと感じ、美味しいとか美味しくないとかそんな言葉があてはまらなくなったりします。もしかしたら、その一生懸命作られた玉子焼の味の方が“記憶に残る味”になったりすることだってありえるということです。

先日の5月15日川崎で龍神丸ヌヴォーを楽しむ会に実は高垣淳一さんも出席いたしました。
高垣さんから“私も出席させて頂けないか”という中で“みなさんと同じ、いち参加者という立場でご参加して頂きました。”まだまだ蔵の仕事も残っている中でご参加頂きました。まさかのことでみなさん大変喜んで頂きました。

みゆきやとしてあえてここで高垣さんにご参加頂いた理由をお伝えしたいと思います。

◆ある一面、大変入手の困難なお酒となってしまった龍神丸の蔵元・高垣さんですが決してみなさんから見て遠い存在ではなく親しみのある身近な酒蔵さんで、高垣さん自身が本当に素朴で気さくな方だと感じて頂きたかった。

◆ひと言で“酒造り”といっても中々お客様にとっては実感のないものです。
ひとつのお酒を造ることは、ちょうど乳飲み子を育てるのとよく似ています。時間に関係なく、何時間おきに乳飲み子はお腹がすけば泣きだします。けれど母親はなにひとつ不平をいわず、自らが大変な目をして生んだ我が子を育てるために眠くても、体がだるくても子に乳を与えます。母になった方なら、特に生後3ヶ月間の大変さはひとしおにご理解頂けるものと思います。

ひとつのお酒を造りあげるというのは、昼夜問わず発酵タンクを多彩な面で管理をします。乳飲み子を育てているのと良く似ています。さらに杜氏さんは仕込タンクを1つだけ管理されているのではなく、幾つもの発酵タンクを見守っているわけですから、三つ子、五つ子の乳飲み子を抱えた母親なのです。そして、期間も半年間続くわけです。

そうやって愛情いっぱい育てた子供は、たとえ容姿端麗でない子であっても愛情いっぱい育てた我が子は格別にかわいいもので宝物です。高垣さんご本人から直接色々な酒造りの苦労話も聞いて頂けたものと思います。造り手の情熱も直接感じ取って頂けたものと思います。

是非ともこれからは、龍神丸という容姿端麗なお酒だけにとらわれず、高垣さんが精一杯愛情をこめて育てた龍神丸以外のお酒にも目を向けて頂き、末長く応援して頂ければという想いをお伝えできればという機会でもありました。


◆龍神丸ヌヴォーを楽しむ会で色々と試して頂いた結果報告
龍神丸大吟醸中取り、龍神丸純米吟醸中取り、喜楽里大吟醸中取り、喜楽里純米吟醸中取り、龍神丸大吟醸、龍神丸純米吟醸、喜楽里大吟醸、喜楽里純米吟醸、紀ノ酒純米吟醸をみなさんに目隠しで飲んで頂きました。

その中で一番人気は、圧倒的に龍神丸純米吟醸中取りでした。(確かにお酒が若く味のりがしていないということがありますが・・・。)けれど、この結果はある程度予測されていたことで、なんら驚く結果ではありませんでした。何年もやっている店頭試飲でも同じことが起こっているからです。


最後に・・・・・・
当店取扱の銘柄の多くは、ラベルや響きにとらわれず、一見、見た目も悪いあなたの子供や彼女が一生懸命焼いた玉子焼のように感じられるかもしれませんが、直接、造り手とお話をさせて頂き“惚れたお酒(味覚だけではなく人も含めて)”ばかりであることもご理解頂ければと思います。

“日本酒を楽しむ”という中には、お酒そのものの味覚を楽しむこともひとつですが“造り手”という“人”を楽しむということも存在していることに気がついて頂ければ、より一層、日本酒が楽しくなるものと思います。
そのひとつに高垣淳一さんであり高垣酒造の龍神丸以外のお酒が含まれていれば幸いです。

お時間があればお読みください。
日本酒が好きになった切欠、地酒屋をやりたくなった切欠。